間の宿(長野)
更新日:2019年09月04日
歴史的概要
須原宿と野尻宿の間にある長野地区は、元禄年間(1688~1704)木曽川近くの中山道崩壊により山側に新道が整備されてできた街道です。藩政時代享保9年(1724年)までは須原村の支村でしたが、この年独立して長野村と称しました。
現在の状況
大桑村役場がある。
多くの神社仏閣が散在している。岩出観音(馬頭観音)、天長院(子育て地蔵)、八幡神社、長野善光寺(薬師三尊)、池口寺(長野県宝・池口寺薬師堂)、白山神社(国の重要文化財)がある。
また、千体地蔵堂や一理塚(日本橋から76里)、平和公園(井口省吾陸軍中将書の碑あり)、中山道の石積み風景なども一見の価値があります。
所在地
長野県木曽郡大桑村



間の宿(長野)マップ
近隣の見どころ

天長院(マリア地蔵)
子育て地蔵ともいわれるマリア地蔵

池口寺(薬師堂)
薬師堂は鎌倉時代の建築様式を備えた建築物として、平成二年に長野県宝の指定された。内部に薬師像、日光・月光像が安置されている。この時代の建築物としては大変貴重な文化財であることから、復元工事を平成十八度から行っている。

白山神社(国の重要文化財)
本殿庫裏内に左から熊野・伊豆・白山・蔵王の各神社を祀っており、どれも間口1mくらいの小さなものです。白山社が本殿、他の三殿は合殿です。

岩出観音
定勝寺の飛地内で懸崖(けんがい)造りが特徴です。木曽の清水寺と呼ばれています。
この記事へのお問い合わせ先
大桑村役場 産業振興課 商工観光係
住所:長野県木曽郡大桑村大字長野880番地1/ 電話番号:0264-55-3080/ FAX番号:0264-55-4134